建物基礎等に用いられる鋼管杭の中に水
を満たし,この中にパイプを入れ、ブライ
ン(不凍液)を循環させて、夜間電力で氷を
作り、昼間は建物の冷房に用いるシステム
である。
計算モデル化上の1つのアイデアは(1)
から(3)式で示される相当比熱と呼ぶもの
である。相変化の遷移中はモデル上、比熱
が増大したと考えることができる。
時間
θ
1
θ
2
t1
t2
相変化の相当温度域
水
氷
相遷移状態
水から氷への相変化モデル
詳細は森野仁夫,奥山博康,横山治男,貫井泰,
「鋼管杭を用いたシステムの開発 第
2
報シミュレーションによる熱損失の検討」
建築学会大会学術講演梗概集
2003
年
9
月,
pp1249-1250
鋼管杭利用の氷蓄熱(
相変化
をモード変化で模擬)